Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

単純な反復練習をたくさんやってわかること

手作り練習器具のボールをプラスチックボールに変えたのをブログで紹介してから、この練習器具を使って毎日練習しています。

週1回のテニス練習しかしない私にとって、この練習の成果は絶大でした。久しぶりの2時間みっちりレッスンで、力任せでなくてもボールが飛ぶようになり、別段、平素走ったりしてませんが、振り回し練習での疲れ具合が半減しました。最後のゲーム形式の練習では、複数のウイナーが打てました。この結果は、よく考えれば、当たり前ですが、手作り練習器具でたくさんボールを打ったからだと思います。

正確に数えた訳ではありませんが、テニス仲間との2時間の対人練習だと、人数にもよりますが、1面6人以上だと100回は打たないし、同じ時間、実践形式のスクールレッスンでその倍打ったとしても、スイートスポットに当たった回数は、どちらも少ないと思います。冬期間は、ボールやストリングが低温環境で硬くなり、厚着で動きが制限されます。正確にスイートスポットに当てるには、ゆっくり正確な球出しでなければ難しく、練習試合形式だけの練習では、腕や身体に過度な負担がかかり、スイングの質の低下や故障につながる可能性は高いと考えます。また、冬場に限りませんが、身体に負担をかけずに、正しいスイングフォームで、たくさんボールを打つ練習は、手前味噌ですが、効果的だと確信しています。

 

なので、手作り練習器具を使った練習方法を紹介しておきます。

 

ボールは、ストライクゾーンの高さに吊り下げ、部屋の窓に向かって打ち込みます。最初はバスタオルを窓の前にぶら下げていましたが、連続性が悪く、練習が楽しくありません。

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家の窓が厚いペアガラスなので、直接打ってみたところ、大丈夫そうで、連続性があって、楽しくできます。昔の窓だと、当たり所が悪いと割れるかも(笑)。

ボールは色々な方向に移動しますが、必ずストライクゾーンに戻ってくるので、それをまた打ち続けます。あまり強く打つと家が壊れるのと正しいスイング練習にならないので、早めにテイクバックをして、ゆっくりのスイングで打てるタイミングのボールが来るまでラケットを引いた状態で待ちます。

打ち方は、ラケットを引いて、フォワードスイングで、ラケットと腕の「逆く」の字にした状態からゆっくり腕を上げボールコンタクトします。コンタクトでは、ラケットのスイートスポットに当てるのと、頭を固定して、目の前のボールがラケットの通過で消えるのを確認します。ステップはしないより、たくさんした方が良いです。

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Instagram post by @regnirt_sorp • Oct 17, 2017 at 12:06pm UTC

写真はありませんが、最後はラケットを利き腕と反対の手でキャッチします。また、バックハンドも同様ですが、両手バックハンドは、フォアハンドに比べ、簡単にスイートスポットに当てることができます。

ボールがきちんとスイートスポットに当てることができるようになると、左右の窓ガラス🔲🔲や2つの窓ガラスの真ん中にある幅10cmのフレームの狙った位置を打てるようになりました。

よく考えてみると、ここ2週間で、知らず知らずのうちに、平日は200回以上、休みは500回以上打っています。週1回の対人練習に換算すると、オンシーズン1年分を打った計算になりますが、腕への負担が皆無なので、少し上手く打てるようになった理由がわかりました。大げさですが、難しいラケットに世界レベルのガット張りをしたラケットを購入して実践で使うよりも高価でなく、効果のある方法だと思います(笑)。