Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

ロシアブランコから学ぶスイング力学

先日、今年のラケット納め?の対人練習しました。寒波の影響で相当寒かったですが、前回ブログで紹介した練習で、大半は強くボール打つことができるようになりました。練習相手とのシングルス戦の結果は、先週の2ー6、1ー6の完全負けから、3ー6、6ー4のイーブンになりましたので、練習効果があったと思います。ただ、今回の試合後半でも、先週同様、ボールを柔らかく感じ、前半ほど強いボールが打てなくなりましたので、その理由をロシアンスイング(ロシアブランコ)の力学から考えてみました。

 

ロシアンスイングの画像

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低いボールは最初はラケットの長さから膝の高さまで徐々に下げていき、無理矢理掬い上げないよう、ラケットが自然に落下して肩関節と腕の作る弧の軌道で上昇するスイングができれば、強いボールが打てるようになります。このブログて紹介している手作り室内練習器具を使えば、一人で低いボールをたくさん打つ練習ができます。掬い上げずに低いボールを打つとなぜ強いボールが打てるようになるのかというと、ラケットの力の向きが斜め下向きに改善されるからです。テイクバックで地面と平行にした状態からラケット面をそのまま斜め下方向にスイングするのがポイントです。

 

それを説明する力学的な現象を探してみましたが、それはブランコでした。探しているとき、ブランコは英語でスイングというのを知りました。ところが、公園にある普通のブランコでは力学を上手く説明できないと思っていたところ、ロシアンスイングにたどり着きました。これを見れば直感的に理解てきると思い、ロシアンスイングのYouTube動画を1分に編集してみました。

 

ロシアンスイング(乗り手がブランコに力を入れるタイミング(膝の曲げ伸ばし)を見てください)

Instagram

 

ロシアンスイングを図解してみると、下向きの力が推進力に変化するのとテイクバックでラケット面が地面と平行からコンタクトで自然に垂直になる理由がわかります。加えて、支点の固定が重要なのがわかります。膝のあたりの低いボールは、下の写真のようにブランコの支点となる棒が地面と平行になっているイメージです。腰より高いボールに対しては、支点となる棒が地面と垂直になっているイメージです。このときは、コートのサイドネットに力を向けることが推進力になります。

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テニス練習の後半でパワーが落ちたのは、体幹が疲れ、下向きへの力が維持できなくなり、コンタクトでラケットのパワーが落ちたからだと思います。

やはり、持久力アップには筋トレが必要ですね。ベン・ウォルフさんの新着YouTubeの筋トレ動画を紹介しておきます。

Top 7 Exercises For Bullet Proof Knees For Tennis Players - YouTube