Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

ソリンコツアーバイト1.25mmの感想

張り替えてから5日後に使いました。使用後に周波数換算のテンションを測定しましたが、張り替えから2本とも5パーセント程度の低下にとどまり、テンションロスは緩やかです。ポリエステルストリングなのでノッチングは少ないですが、パワーとスピン性能の良さは明らかにわかり、ストリングフォーラムの高評価どおりのストリングです。

 

張り替え直後のテンション

f:id:regnirt-sorp:20170607210832p:imagef:id:regnirt-sorp:20170607211036p:image

 

張り替え5日後に使用してのテンションロス

f:id:regnirt-sorp:20170524163041p:imagef:id:regnirt-sorp:20170524163056p:image

 

久しぶりのポリエステルだったので、シンセティックに比べて打感がやや重く感じましたが、肘には優しい感じでした。ストリング音は気にならなかったので、振動止めは使いませんでした。2対1のラリー練習では左右の打ち分けがかなり楽だったので、コントロール性能は評価どおりです。ツアーバイト17でスピン性能を評価されていますが、16Lのスピン性能も十分で、ボールはベースラインから1m内に安定して収まりました。高いボールで深さを調整するとボールにスピードが出てくるので、相手からの返球がチャンスボールになることが多く、タイブレークの試合形式練習では勝ち続けることができました。

ストリングフォーラム string of the year2016から引用 f:id:regnirt-sorp:20170525031829j:image

f:id:regnirt-sorp:20170524163939j:image

f:id:regnirt-sorp:20170524174924j:image

f:id:regnirt-sorp:20170525031814j:image

一般的にポリエステルストリングは、シンセティックストリングに比べてコンタクトで硬い感じがしますが、ツアーバイトはこれまで使ったポリエステルのように硬さだけが際立ちません。柔らかい中に硬いところがあるコンタクトでの感触が、アウトプットでパワーとスピンを加えることができる理由なのかもしれません。ワールドワイドで一般プレーヤーから評価されたストリングの再現性は高いと感じました。

ちなみに評価の高いヨネックスのポリツアーも周りで使う人が多くて良さそうでしたが、ラケットメーカーのストリングなので、ヨネックスのラケットを使う機会があれば使うと思います(笑)。

f:id:regnirt-sorp:20170525031133j:image

 

張り替え2週間後に使用してのテンションロス

f:id:regnirt-sorp:20170605042057p:imagef:id:regnirt-sorp:20170605042134p:image

ラケットの状態

f:id:regnirt-sorp:20170605042215j:image

ポリエステルですが、前回モノフィラメントに張り替えたときよりもテンションロスは少ないです。

返ってきました。 - Regnirt-sorpの日記

ノッチングはまだありません。

 

張り替え3週間後に使用してのテンションロス

ラケット総重量287g

f:id:regnirt-sorp:20170607152305p:image

ラケット総重量292g

f:id:regnirt-sorp:20170607152328p:image

 

そろそろノッチングが始まりそうな気配はしていますが、まだ大きな変化はありません。

インスティンクトSは、ラケットが軽いのでパワーは普通ですが、そのおかげかボールスピードが抑えられ、グランドストロークではスピンが相当かかっているのがわかります。弾道を見ようとするとダメ(ホームランやネット)になるので、その気持ちを我慢してコンタクトを見るようにしています。サービスでのスピンが特に顕著でセカンドサーブでのスピンサーブも良く曲がります。

アーバイトは、ストリングフォーラムの評価どおりで、張り替え3週間後は特に気持ち良く打て、スピンが良くかかりいい感じでした。ただし、最初から49ポンドで張ってしまうのは良くないかもしれません。なぜなら、張り替えてから少しづつテンションがロスしてゆき、3週間後位で一割のテンションロス状態で安定するからです。最初に低いテンションで張ると、緩くてすぐ使えなくなるので、ストリングを頻繁に交換することになるでしょう。ストリングのテンションロスを見込んで、最初はややテンションを適正範囲内で高めに張る必要がありますが、キチンと調整できるはずもないので、少なくても張り替え直後とテンションが安定してからのストリングの両方にアジャストできる感覚の醸成は必要です。お金と時間のある神経質な人はプロのように使う直前に張り替えて使うのもありでしょうが、道具よりももっと大事なことに神経を使った方が経済的です(笑)。

 

張り替え4週間後に使用してのテンションロス

f:id:regnirt-sorp:20170614163235p:imagef:id:regnirt-sorp:20170614163248p:image

まだまだ適正テンション(48-57lbs)範囲内ですが、疲れてくると身体が横着してボールが飛ばなくなりました(涙)。

 

張り替え5週間後に使用してのテンションロス

f:id:regnirt-sorp:20170621150943p:imagef:id:regnirt-sorp:20170621151001p:image

1ヶ月過ぎると安定してきますが、雨の日は室内で練習するようにしたり、紫外線対策として布のソフトケースに入れたりしています。テンションロスの少ない方は、購入した1年後にグロメットを交換しています。誤差範囲かもしれませんが、ちょっとした管理の気遣いでテンションが維持できているのかもしれません。

打感は全然硬くなく、どちらかと言うと柔らかいのにノッチングしないので、やはりポリエステルストリングは良いですな。

 

張り替え2ヶ月後に使用してのテンションロス

f:id:regnirt-sorp:20170720170854p:imagef:id:regnirt-sorp:20170720170911p:image

適正範囲の下限になりましたが、ノッチングはありません。たまにボールへのパワーが抜けたりして面の安定感が少し悪くなってきている感じがします。

 

追記

軽いラケットにポリエステルという記事を読んだので、半年ぶりにインスティンクトSを蔵出ししました。

11ケ月後のテンション(2018年4月15日 )

f:id:regnirt-sorp:20180416123659j:image

f:id:regnirt-sorp:20180416123715p:imagef:id:regnirt-sorp:20180416123727p:image

限界まで伸びきっててしまったのか、9ケ月前と同じテンション(周波数換算値)でした。ボールを地面に突いて見ましたが、悪くありません。さすが、No1ストリング。しばらく使ってみます。