Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

二本のラケットの共通点

随分前にあったラケットの剛性の記事を読みました。

 
今使っているグラフィンXTのスピードレフプロとインスティンクトレフプロの剛性が同じで61でした。スピードにはテク二ファイバーブラックコード、インスティンクトにはアルパワーフローロを張っています。
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ヘッドサイズはスピード、インスティンクトで、98、100平方インチ、重量は265、255g、長さは27.4、26.8インチ、総重量279、272.2g、バランス348.0、352.6cm、スイングウェイト316、305と剛性以外は全部違います。
 
気になったので、契約メーカーの宣伝で公認されているATPトップ11の使用ラケットの剛性とストリングを表にしてみました。ラケット剛性の低い方から並べています。
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言えるのは、低いラケットフレーム剛性ならポリエステルガット、高いラケットフレーム剛性ならナチュラルとポリエステルのハイブリッドです。
 
理由は、先の記事にありますが、ラケットフレームの剛性とストリング選択はトレードオフの関係だからでしょう。つまり、低い剛性のラケットフレームならポリエステルガットを選択、高い剛性のラケットならハイブリッドを選択して帳尻合わせしていると思います。
 
一般的には、硬いラケットとポリエステルガットは、野球のバットをイメージでき、使うには早いスイングスピードが必要です。スイングスピードの早い錦織選手は、剛性の高いラケットフレームを使っています。錦織選手は腕の負担を回避するため、ストリングをハイブリッドにしていますが、フィジカルの強いツォンガ選手は、硬いラケットフレームにポリエステルガットを張っています。
 
剛性の高いラケットにポリエステルガットなら、早いスイングスピードでインサイドアウトのスイングで構わないと思います。剛性の低いラケットフレームにポリエステルガットなら、ゴルフのスイングやフェレール選手のようにフレームのしなりを使うゆったりのアウトサイドインのスイングが必須です。
 
アウトサイドインの打ち方の練習はフィールテニスの記事にあります。ラケットの長さの違うスピードとインスティンクトには使い方に少し違いがあります。ラケットが長いスピードを上手く打つには、ラケットが短いインスティンクトより少し長めにボールを押す感じが必要です。