Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

役に立った練習等

自分より下手な人と練習しても上手くならない、とブラックテニスショップの店員さんから言われたことがあります。だから、下手同士のテニスサークルで時間を浪費するなら、壁で1人練習せよ!と。
壁練習が重要なことは否定できません。なぜなら、テニスをプレーする基本の基本であるオフセンターショットをしないための反復練習は、上手い人やテニススクールを利用しないなら、それ以外に練習する方法は壁しかありません。
しかし、オフセンターショットをしなくなっただけでは、これまで試合に勝てませんでした。今シーズンやっと連続して1回戦に勝てたのは、対人練習でクロスに連続して打つ練習をしたからだと思います。
対人練習相手は、ブラックテニスショップの店員さんが否定した、自分より下手な相手でした。でも、練習熱心な初心者なら全く問題ありませんでした。今シーズンはお互いが一皮剥けた感じになりました。

今シーズンやってきた練習方法のヒントは、漫画のベイビーステップ34巻のタクマ選手の練習を参考にしました。
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実際の練習は、相手は初心者なので、全く動かなくてもいい場所を狙い、立ち位置の約3m前でバウンドして、フォアハンド側のストライクゾーンにコントロールしたトップスピンボールを、相手がどんな場所に打って来ようと何処に移動しようと、そこに打ち続けます。
相手には、何処を狙っても良いが、山なりではない強いボールを打ってもらうようお願いしました(そんなお願いをしなくても打ち易いのか相当強く左右にり打ってきましたが・・・笑)。

使ってもらったラケットは、グラフィンXTプレステージPWRでした。このラケットはスイングスピードの遅い初心者用ですが、誰でも、とりあえずラケット中心に当てればパワフルなボールが返ってきます。ただ、スイングスピードを早くすると途端に使えなくなる不思議なラケットです。
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今シーズン勝った試合ではラジカルレフとスピードレフプロを使っていましたが、この練習で一番使い易いラケットは、グラフィンエキストリームライト(国内未発売)にルキシロンオリジナルを張ったものです。
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クロスに打つには、ボールの後ろに位置し、なるべく身体の近くで打つのがコツと言われています。それには、フットワーク移動で調整したり、スイング半径を腕で調整したりすることになりますが、エキストリームライト(ラケットフェイス100平方インチ)だと、ダウンザラインに打つ時にスィートスポットの上半分を使っているとするなら、クロスに打つときは下半分を使う感じで当てると同じスイングで上手くクロスに打てます。

この方法は、ラケットフェイスが98平方インチのスピードレフプロやラジカルレフだとこの打ち方では上手くいかなかった(パワーが出ない)ので、多分スィートスポットがエキストリームライトに比べ相当小さいからかもしれません。

この練習をして良かったのは、ベイビーステップ34で解説してます(ブログに載せてませんので購入して確認して下さい・・・笑)が、守っているのに攻撃されないことでしょう。

今日の練習にはエキストリームライトだけ持っていきましたが、コンタクトでグリッとなるのが良くわかりました。昨日巻いたヘッドのオーバーグリップテープ(セミウェット)は手汗で滑りイマイチでしたが、巻き方が良かったのか、ここ数試合負け続けている相手に6-0で勝てました(嬉)。