ヘッドのラージサイズラインナップ3本のうち唯一ポリエステルガットを張れます。後の2本はシンセティックガットかナチュラルガットを推奨しています。
ラケットにエクステンディッド・スイートスポット・ジオメトリーと印字されているとおり、打撃の衝撃がほとんどありません。相手コートに確実に入るスピンがかかり、これまでに経験したことがないくらい、ガットにボールのメルトンが付着しました。ボレーが上手くなった気がします。
5機種は、メーカーが意図したラケットデザインなので、スペックはバラバラでしたが、私にとって重要なのは、ラケット重量とグリップサイズでした。メーカーが同じせいもありますが、購入した5機種のラケット重量とグリップサイズ以外の違いは、気になりません。
強いて使い難いとすれば、やはりグラフィンXTが投入されていない、ラジカルレフとエキストリームライトですが、バワーやスピンに特化したラケットだからかもしれません。
コンプリートしたのは、いずれも軽量モデルなので、プロダクトラインの戦略モデルの評価とは異なると思います(笑)。
以下、軽量ラケットのスペック(フェイスサイズ・フレーム重量(総重量)・バランス・ラケット長)を書いておきます。
グラフィンXTのPWRシリーズ2機種は、スピードPWRが115sq.in・255g・345mm・27.3in、インスティンクトPWRが115sq.in・225g・380mm・27.6in、となっています。当初、インスティンクトPWRかスピードPWRにしようと思いましたが、ラケットスロートの形がいかにも楽ラケットしていたのとポリエステルガットが張れない(シンセティック又はナチュラルガット推奨)ので、プレステージPWRにしました。
ちなみに、グラフィンXTスピードレフプロが98sq.in・265g(284g)・340mm・27.4in、グラフィンXTインスティンクトレフプロが100sq.in・255g(275g)・345mm・26.8in、、グラフィンラジカルレフが98sq.in・260g(272g)・360mm・27.0in、グラフィンエキストリームライトが100sq.in・265g(292g)・340mm・27.0in、です。
プレステージPWRは、上記4機種より重量が少し多いのでやはり「重く」感じます。この重さの感じが歴代のプレステージMPに似ていますが、プレステージMPは今も重過ぎて使えませんでしたので、自分が使える重さのプレステージに出会えて良かったです。
グラフィンXTプレステージPWRを購入した理由は、下記と診断されたからです。テニスはできないと宣言されたようなものですが、身体が動く限り、少しでも上手くなりたいものです。
↑約4ヶ月の投薬維持療法で、背中の激痛と腕の痺れが嘘のようになくなっています。転倒が危険と言われていますので、スノボは常にスピードダウンです(笑)。テニスの神様に感謝しています。