ラケットのチューンナップで超有名なプライオリティーワンのサイト画像を紹介します。
Priority One Tennis
Priority One, Stringing & Customizing, and The Hall Of Fame - Talk Tennis
ATPツアーの有名トッププロが使っています。ラケットのコスメとフォームを真似しても同じパフォーマンスができない理由がよくわかります。
錦織選手と同世代ライバルのラオニッチ選手はP1ですが、錦織選手はUSRSAのラケットテクニシャン細谷さんです。錦織選手が選んだのは国内(アジア唯一)のUSRSAテスターではなく細谷さんで、オーストラリアにスタンバイしてます。
グランドスラム、マスターズに出場する多くのプロ選手が使います。
サービスはカスタムグリップから始まりマネジメントまで多岐にわたります。
お品書き価格は金、銀、銅(ブロンズ)でランキングされた時価ですが、たくさんのチューンラケットを作っているのを見る限り、P1は小さなファクトリーに違いありません。
ラケットは安く大量に作られます。想定範囲内の重さとバランスで壊れにくく初期不良のないことを最優先にしたまさにコモディティー化しています。
そのため、P1のホームページのお品書きのように、ラケットにお金をかけないと完成品(各個人に適合したもの)にはならないかもしれません。
ただし、別の観点からラケットやガットを歯ブラシや石鹸のようなコモディティーと考えて、市販されている色々なメーカー(選択できるメーカーは多くありませんが)の中から最適なもの(感性に合うもの)を選んでみるのもありでしょう。
つまり、歯ブラシを変えるように、現状に必要以上に費用をかけず、おおよそ2年のフルモデルチェンジの改善(コスト改善やラケット素材開発はメーカーの使命なので)に微かに期待して、入手できる最適なラケット(メーカー、価格、グリップサイズ、重さ、バランス)で買い替えていく方法です。
最低条件として、普通のガット張りができるショップに頼む必要はありますが、探せば結構あるものです。
プロ選手はメーカーラケットの広告塔なので、好きなガットやラケットを選ぶことができないため、ラケットチューンが必要と考えられます。スペックを変えたこれだけの本数のラケットで試したうえで、たくさんのラケットをバッグに準備して試合に臨みますが、趣味のテニスでそこまでできません(笑)。