Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

早いボールのためのスイング

使ったラケットは、スピードレフプロです。私の手の大きさは普通だと思いますが、グリップG2では太い感じがして軽いラケットとのバランスが良くないのでグリップG1を使っています。最新素材を使った軽いラケットで、グリップG1が国内入手できる可能性があるのは、ヘッドのスピードレフプロだけです。日本人の既成サイズとしてグリップG2が流通の大半ですが、最新素材の軽いラケットを使う場合は、グリップG1が適していると考えます。
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早いボールに対応するためのフォームで参考にしたのは次のサイトです。軽いラケットでこのフォームの感覚がわかると、重いラケットを振り回すより楽で、かつ更に上手くテニスができるようになり、軽いラケットのイメージが変わると思います。また、フラットの早いボールを打つこともできるようになると思います。
How To Deal With Fast Balls In Tennis And Not Be Late (Again) | Feel Tennis


早いボールに対応できない原因は3点あるようです。

原因1 ボールがバウンドしたのを見てからスイングを始めると振り遅れます。
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原因2 早いボールに対応しなければならないと頭で考えると、身体に力が入ってスイングがスムーズにできなくなります。
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原因3 人間の身体はプログラム通りに動く精密機器ではないので、早いボールに早いスイングで対応することはできません。交通事故の多くはスピード超過が原因です。
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早いボールに対応するために2人での練習です。ワンバウンドのボールが投げてもらいます。練習する人はベースラインのやや後ろに立ちます。

その1 テイクバックはベースラインとラケットの作る角度が45度までしか引きません。これ以上引いてしまうと対応できないと考えた方が良いです。ラケットを持つ腕に力が入ると引き過ぎるので、反対の手でラケット引くようにするのがコツです。
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その2 ボールとのコンタクトはベースラインの手前です。バウンドを待たずにスイングを始めます。
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その3 ボールを投げてくれる人にボールを返します。勢いをつけたり力んだりせずに最小限の力でボールを飛ばすようにします。
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その4 その3の続きですが、スイングして打つと言うより、ボールを押して打つ感じです。
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1人で素振りする場合や実践で注意するポイント

ポイント1 低い体勢で、ラケットを持つ腕と反対の手をラケットを持ってテイクバックすることで、ボディーターンを伴う短くシンプルなテイクバック(ベースラインとラケットの角度45度)をします。
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ポイント2 ボールがバウンドする前にスイングを始めますが、ボールコンタクトまで出来る限り『ゆっくり』スイングします。
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ポイント3 膝を曲げた低い姿勢で頭や膝が伸び上がらないようスイングします。
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ポイント4 グリップは優しく握り、ボールコンタクトで押す感じ(相手に向かって真っ直ぐ)にします。
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実際にボールを打つ前に、素振りをしてみると、これまでと違う感覚でラケットを振ることができます。軽いラケットを使わなければわかりませんが、この方法でバックハンドをすると、完全に振り切るフィニッシュになります。

参考 スライドショー
低く早いボールを打つときのように、膝を曲げた低い姿勢でスイングします。