腰より低いボールを打つのと腰より高いボール(腰あたり)を打つのは、打ち方に違いがあるので、画像を比較してみました。
腰より低いボールを打つ画像は、正しいラケットパスを習得する練習なので、ボールコンタクトでラケット面が地面と垂直にし、テイクバックは短かく、膝の曲げ伸ばしをメインに使うようにしています。早いボールでも対応は同じなので、ミスが明らかに減るのがわかります。
腰より高いボール(腰あたり)を打つ画像は、リラックスしてスイングする練習です。レベルスイングですが、肩の位置に補助線を引いてみると、少しですが上に移動しているので、膝の曲げ伸ばしを使っているのがわかります。
比較した画像
フォワードスイング
ボールコンタクト
ラケットパスの終わり
上記画像での腕(ラケット)の移動、肩の(膝の曲げ伸ばし)移動、ボールの移動を矢印で示して比較した図です。
日本人テニス愛好家の多くがこのような動きになっていません。日本人テニス愛好家はボールコンタクトでラケット面を上に向け、大きなテイクバックをする打ち方を常にしています。これでは高いボールを強く打つことができませんし、ボールにスピンは掛かりません。
今回作成した画像のスライドショー