ラケット面のどこでボールを打っていますか?普通はスイートスポットで打っていると答えますよね。
数年前にテニスショップの店員さんから、ラケットでボールを打つ場所は、ラケット面の上半分だと言われたことがあります。イメージは次の画像のパワーの位置に当てると理解していましたが、当時の技術レベルでは正確に当てることができませんでした。
ところが、このブログに取り上げてきたようにスイングをすれば、普通のボールスピードなら、ラケット面の好きなところに当てることができるようになっていました。
あくまでスライドショーのスイングを前提としていますが、エキストリームLITEを使いラケット面の上半分に当てるようにしてみると、ラケットの中心に当てたときよりも少し硬い感じがしました。
練習で気になったので、『スイートスポットsweet spot of tennis rackets』でネットの画像検索をしてみました。ヒットした内容で興味深かったのが次の画像です。上中下に三つのスポットがあるようです。一番上はノードと記載され、振動が一番少ない場所のようです。真ん中はセンターオブパーカッション(COP)と記載され、ショックが一番少ない場所のようです。一番下はマキシマムコエフィシェントオブレスティテューション(MCOR)と記載され、最大反発係数と訳せば意味不明ですが、()の記載の通りモーストバワーのようです。
別の画像ではラケット面の上方のフレームの近くは、デッドスポットと表示されています。ここに当たればボールは死んじゃうんでしょうね。
この画像では、ノードの位置がCOPより下になっています。多分ラケットの振動の節目部分は、ラケットの長さやラケットヘッドの面積で変わるかもしれません。
一番下の(モーストパワー)、ベストバウンスと表示された、ラケット面の下半分にあるスポットは、初めて知った場所でしたが、実際にこのスポットにボールを当ててみると、記載通りのパフォーマンススポットでした。
しかしながら、テイクバックで背中までラケットを引いて勢いをつけるスイングではここに当てるのは難しくなるので、ほとんどの日本人愛好家には、上手く当てることができないので、知られざるスポットかもしれません。
もしコンタクトまでゆっくりのスイングに変えることができれば、確実に好きな場所を打つことができるので、実際に体験することができます。
ラケット面の下半分を実践でどう使うかはこれからの練習によりますが、スイングでスイートスポットのバリエーションは広がると思います。