Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

テニスは物理学だった。

サーブの打ち方のヒントが書いてあります。

Shoulder Over Shoulder Serve Technique Explained | Feel Tennis

この記事では「ニュートンの揺りかご」を例に挙げ、150km/hのサーブが打てると説明していますが、ボディ(肩)とアーム(腕)の連動が実感できれば必ず打てます。

 
エネルギーの移動が物理学の理屈ですが、フォアハンドもボディターンと腕の連動はサーブと同じです。ニュートンの揺りかご」とジョコビッチ選手のフォアハンドを比べてみるとトップスピンがなぜ打てるかがわかります。
 
 
 
左端の鉄球のエネルギーが右端の鉄球に移動します。
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ジョコビッチ選手のスイングでは、ボディターンのエネルギーが、腕とラケットのスイングスピードに変換されます。画像ではラケットが加速しているように見えますが、フォワードスイングからインパクトまではラケットは等速で移動しています。
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左端の鉄球が4個の鉄球にぶつかると、減速して停止しているように見えます。
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インパクトの直前にボディターンが減速しています。ここでボディターンが止まらないと、エネルギーがボディからラケットに移動しないのでボールが詰まります。
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左端の鉄球のエネルギーは、右端の鉄球に移動します。鉄球の重さが同じなので、左端の鉄球と同じ高さまで上がります。
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ボディターンのエネルギーは、ボディターンが減速することで、腕とラケットに移動しますが、腕とラケットはボディに比べると軽いので、スイングスピードはインパクトから加速(P=mv)して、フィニッシュで最速となります。
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インパクト直前に、ボディターンが減速することにより、エネルギーが腕とラケットに移動するので、余裕をもったスイングに見えます。
インパクトではラケット面が地面と垂直のまま斜め上方に移動する必要がありますが、インパクトでは加速するので、トップスピンも無理なく掛かります。
 
プロ選手の打ち方は理論的に説明できます。