Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

スチーム105Sにテニス部門のイグノーベル賞をあげたい。

「確かにスピンは掛けやすいね。ネットを低く感じてしまうくらいだ。これを使ったら、みんながナダルみたいになってしまうよ(笑)。」のフェデラー選手のインプレッションのとおり、使用開始から約3ヶ月経過した私のスチーム105Sで、ナダルもどきのスピンが掛かり、フォアハンドでボールがこれまでと違った跳ね方をすることを初めて確認できました。

 

というのも、ラケット購入してから、砂入り人工芝のコートでの練習や試合が最近いつも雨上がりだったからです。なので、プレイヤー視点からはボールにスピンがかかることくらいしかわかりませんでした。

 

今日は本当に久しぶりの乾いたコートでした。ラリー練習の最初のフォアハンドでこれまでと違い、バウンド後に高く跳ねました。そのあとも同じように跳ねたので、ラケットの効果だということを認識できました。それ以降、ベースラインとサービスラインの間あたりに落ちるように調整して打っていましたが、練習相手は打ちにくそうでした。その練習相手から、スピンが掛かってバウンド後の変化が予測できないので返球しにくかった、とのコメントをもらいました。

 

壁でのスピンサーブの練習は、ベースラインから6m下がったところから打っているので、バウンド後にかわいく跳ねるのがわかります。サーブ練習では跳ね方が違うのを確認できますが、フォアハンド練習ではラリーを続けるのでベースラインからの打撃となります。そのため、ボールが壁に当たる直前に急激にドロップすることくらいしかわかりませんでした。実際のコートで高く跳ねるのは初めての経験だったので本当に感動しました。

 

プロのストリンガーさんのスピンがかかるというラケット指定のガット張りを3年以上使っても全く実現できなかったナダルもどきのフォアハンドトップスピンが、スチーム105Sを使ってコートで初めてできた日になりました(振動止めはつけてません)。

 

革新的なラケットのスチーム105Sにイグノーベル賞をあげたいです。