Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

壁でのサービス練習

テニスコートに併設されたバックボード練習場は、コートの半分の長さで作られています。

 

壁を使ったサービス練習で、ベースラインから壁に書いてあるネットの高さのラインめがけて力一杯打つ練習は、インかフォルトか判断できない(ほとんどがフォルトでしょう)うえに、ガットを切る原因の一つでした。

 

ラケットをインサイドアウトにスイングしない羽子板サーブでは、メインストリング(縦糸)とクロスストリング(横糸)の両方が使われるからです。このため、サービス練習のときに必ずクロスストリングが切れました。このことに気がつくまで2年かかりました。正しくないラケットの使い方をするのは不経済です。

 

実際のサービスライン内の距離にボールが落ちているか確認できるようべースラインから6m後ろに下がりました。これで壁の位置がサービスラインになりますが、壁に直接打ち込む練習の効果がないとわかったのはこのときです。練習を始めた頃は、スピンがかけられなかったので、すべて壁に当たりました。現在はだいぶスピンがかかるようになりましたが、ボールが着地してからの弾き方が見れて面白いので飽きずに練習ができます。

 

段階的な練習はこうです。まず一番高い打点でラケットがボールに当たっているか、ラケットをインパクトで止めてみます。力一杯打たなくても、きちんと当たればベースライン内にボールは届きます。うまくヒットすることができたら、二次元でみたボールの右上(時計の2時の位置)を狙って当てます。このとき打ち下ろすイメージで当てますが、足が地面についているとうまくいかないので必ずジャンプします。サーブでは絶対ジャンプが必要です。サッカーのスローインでジャンプする動きがバランス良くできるとサーブでもうまくジャンプできるようになります。

 

結論から言うと、実際にスピンサーブが打てるようになったのは最近です。きっかけは、スチーム105Sを使い始めたことです。このラケットを使ってこれまで使ってきたラケットで3年以上かかってもできなかったことが3ヶ月でできました。ガットは張って4ヶ月になりますが、切れそうな気配は全くありません。

 

何れにしても、壁でのサービス練習には広い(長い)場所が必要です。