Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

バックボードプラクティス

デニスバンダミーアの動画です。Dennis Van Der Meer-Backboard Practice.mpg - YouTube
私のテニスの1番の練習友達は、バックボード、壁です。彼とは最初上手にラリーが続きませんでした。動画を何度も見て、壁と上手に遊べるようになると、人間相手の試合や練習で上手にできるようになりました。
 
壁のいいところは、いつまでも練習に付き合ってくれることです。にもかかわらず、壁で練習している人を普段あまり見かけません。テニス大会で試合前のウォーミングアップに利用している人も全然上手くないですか、自分は絶対壁で上達したと思います。
 
何度も動画を見るとコツがわかるのですか、ポイントは3つです。
 
一つ目のポイントは、身体の相当前で、優しく打つことです。意識するのはレバレッジ(テコの原理)です。壁の近くに立ち、なるべく前で、金づちで釘を下から上に軽くコンと打つ感じで、絶対に勢いをつけないようにして続けることです。
 
二つ目のポイントは、常にステップして、足を止めて待って打たないことです。そうすることで、上半身と下半身の神経が分裂し、スイングの前後でバランスが崩れにくくなります。

三つ目は、壁から離れて打つときにツーバウンドで打ち、返球がツーバウンドになる高さと強さで打つことです。ツーバウンドだと、ボールが返ってくるまで時間がありますが、インパクトまでゆっくりラケットを引いてゆっくりインパクトにいっても、打つ準備が充分間に合うように意識することです。テイクバックの前後でラケットに絶対に勢いをつけない(急に引かない、加速したインパクトしない)ようにすることが大事です。一つ目のポイントの打ち方をすると、インパクト以降、フィニッシュでラケットスピードが最速になり、自然にボールが縦回転します。

三つのポイントが上手くできるようになるとスピンが調整できるようになるので、人間相手にテニスをしても、ミスが減り、ワイドに振られても返せる確率か高くなり、馬鹿みたいに力一杯打ってバックアウトすることがなくなります。

この練習で、緩まないように張られたスチーム105Sを使うと、インパクトの挙動がよくわかるので、トップスピンのマスターは早いです。