Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

本物のガット張りでもフィットしないことはあります

今日は自分で選択したラケットで公式大会初勝利したので記念にブログを開設しました。ブログでは日々テニスに取り組んでいることや取り組んできたことを書いていくつもりです。


これまで、プロのストリンガーさんにガットを張ってもらっていました。これが本物と言われたいろんなオリジナルガットの組み合わせを試してきました。どの張りも確かにソフトな打感で、これがプロの技術だというのはわかり、いい経験になっています。


残念なのは、ラケットがお店の指定となることでした。さすがにプロの仕事なので、素人の自分が意見することなどできませんでしたので、勧められた何種類かのラケットを3年以上にわたり買わせてもらいましたが、購入したラケットを使い込んでも自分にフィットしませんでした。


正しいスイングの理論も教わってきましたが、テニスを始めた3年前と自分のスイングが変わってもラケットには違和感がありました。また、オリジナルガットの組み合わせでできると言われたトップスピンやスピンサーブを実現することはこのお店から購入したラケットではできませんでした。


プロのお店では、ラケットと相性が悪いと言える雰囲気ではなかったので、今年3月にウイルソンが発売したスチームSをネットで買ってみました。このラケットを選んだ理由は、横糸(クロス)の本数を減らして縦糸(メイン)のスナップバック量が増えることでスピンがかかりやすいという特徴でした。そして、プロのガット張りでは縦糸(メイン)と比べ、横糸(クロス)がずいぶん弱く張ってあるので、もしかするとスチームSはプロのガット張りの技術を製品化したのかもしれないと考えたからです。


チームSには99Sと105Sがあったので、値段の安い(半額)海外並行輸入品を両方買ってみました。自分には若干軽い105Sが楽に使えたのでこちらを追加購入してメインで使っています。


ちなみにグリップサイズはG1です。99SはG2を注文し、105Sは間違ってG1を注文したのですが、G1の方がG2に比べ使い易いです。


海外並行輸入品はガット張上げ済みでしたが、ラケットに慣れるまでそのまま使い、今はラケット指定のルキシロン4Gを55Pでここで張ってみました。スチーム105Sとルキシロン4Gの組み合わせしかわかりませんが、プロのオリジナルガット張りと同じ打感で使うことができます。


このラケットの良いところは教わった正しいスイングの理論を初めて使った時から体感できたことでした。6月に購入して、今日の試合まで約3ヶ月ですが、3年かかってもできなかったトップスピンを初心者レベルですがマスターできました。


公式試合で初めて勝つことができましたが、このラケットのおかげだと思います。