Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

道具よりも、スイングの仕組みの理解

自分の上達記録として、始めたブログですが、ネットの記事やYouTubeの動画を参考に交えながら書いてきました。

最後に購入したピュアストライク18/20を使って、ブログで蓄積してきた内容を具現化できた感じがします。

このブログを書いてきた一つの理由は、プロストリンガーが、「本気で上達を願うなら、ラケットのストリンギングを完璧か、それに近い状態にする必要がある」に対するアンチテーゼです。つまり、「上達は道具ではない」ことを証明するためです。

プロストリンガーの主張が間違いとは言えませんが、テニスの上達のためのファクターには、才能と言う項目もあるので、断定するには全くエビデンスが足りません。

それに加え、この主張をしているのはたった一人のプロストリンガーであり、1日8時間働いて、32張り替えが、限界値です。このペースで、年間245日開店すると、7,840張り替えになります。プロストリンガーの顧客の平均所持ラケット数が4本として、少なくとも年間3回張り替えすれば、プロストリンガーの主張を享受できる顧客数の上限は、年間最大653人です。国内テニス人口は、人口減少していても500万人を超えており、正しいと主張した内容や思わせぶりの記事が妄想であれ、本当であったとしても、プロストリンガーの顧客が全員上達しても、テニス人口全体の0.01%です。この数字はどう考えても思い込みの誤差範囲でしょう。顧客の中からグランドスラムの優勝者が出るぐらいの奇跡でも起きない限り、テニスの上達は完璧な道具であることの証明にはなりません。また、メーカーは、ストリングマシンで、ラケットの適正テンションで張れば、問題ないとしており、何をもって完璧な道具と定義するかは難しいです。プロプレーヤーが使うラケットのストリンギングを完璧とするなら、世界のテニス愛好家の多くは自分で張っていることを考えると、完璧なストリンギングを定義することに意味はないです。

言えるのは、テニスが上手くなるのに大事なことは、プレーヤーがスイングのインプットとボールのアウトプットの仕組みを理解することだと思います。これを知らないと、いくら良いと言われる道具を使っても、上達する保証はありません。できるできないの意識が道具に向かうと、プロストリンガーに本来の能力を過小評価されて、食い物にされるだけです。スイングの仕組みを知っているだけで、道具の選択やストリング張り替えは、二の次、三の次だとわかります。

 

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次のブログでスイングで、ボールが回転する仕組みについての内容を公開しようと思います。